歯周病は口腔内の細菌によって発症、進行して行く病気です。
歯周病の原因菌は、患者の性別や年齢、生活環境によっても違ってきます。
成人の歯周病の代表的な原因菌としては「P.gingivalis菌」という歯槽骨を溶かしたり、歯肉の組織を破壊する細菌があります。
また妊娠時や思春期に、女性ホルモンを利用して育つ「P.intermedia菌は、歯と歯肉の間に出来てしまう歯周ポケットで増殖します。
歯周病は、初期段階の歯肉炎なら、歯茎の赤味やはれ、歯ブラシ時の出血などの症状で済みます。
でもこの段階では面倒臭い、大丈夫だから等の理由で放置してしまいがちで、炎症はどんどん深部に進行、歯槽骨等の組織を破壊し、歯と歯茎の間に歯周ポケットを作り、そこにさらに歯垢や細菌が溜まり増殖、単純な歯ブラシなどではなかなか掻き出せないのでさらに悪化してしまいます。
そうなると、歯茎は熟れたトマトのような状態になり歯がぐらぐらになったり、膿みがでて口臭がひどくなったりします。
歯周ポケットが深くなると歯根が完全に露出してしまい、歯が自然に抜けてしまう場合もあり、歯の保存は困難になってしまいます。
歯周病は軽度の歯肉炎のうちに、歯科の診療を受けるか、半年に一度は歯周病チェックを受ける等予防に務める事が大切です。